「サステナブルととのう」のススメ
とある銭湯に行った時、ユーグレナ社の素敵なポスターを見つけました。
「末長くサウナが愛されますように」というコンセプトのもと、サウナを一過性のブームではなく、より身近で持続可能なものになるように願った、気軽なサウナな入り方の10個の提案です。
この中でも僕が特に好きなのが、③④⑥の提案です。
③ぬるい水風呂も情緒があるじゃない♫
「キンキンに冷えてなくても怒らない」。良い文句ですね。「14度以下じゃないと水風呂じゃねぇ」と大声を挙げている人を銭湯で見かけたことがあります。。
このプロジェクトの画は20度設定ですが、僕は、30度前後が好きです。恐らく人生で一番通った銭湯は、清澄白河の辰巳湯なのですが、ここの水風呂は25〜30度(季節変動します)ぐらいです。プールみたいでメチャクチャ気持ち良いんですよね。露天もあって、大好きな銭湯です。内湯が少し熱すぎるけど。あと、何が一番良いって、キングダムが置いてあります笑!ここに通って、全巻読みました。もう一度読みたくなって、電子版購入しましたけど。
あと、ゆるめの水風呂ですと、記憶しているところでは、墨田区の薬師湯・大黒湯・松の湯です。なぜか、墨田区だらけという謎!
④水分たくさん、ちょうどいいじゃない♪
サウナ前後の水分補給、絶対に必要ですよね。大量の汗をかいているということは、脱水状態になっているわけで、体に危険すぎます。
脳と体、両方が水分を欲しがっているからこそ、お風呂上がりのビール(水分)って、最高にうまく感じますよね。
ただ、空腹時に一気にビール飲むと、血糖値が急上昇してとても危険ですので、まずはお水を飲んでいただきたい。ビールを飲む際も、もやしナムルや塩昆布キャベツなどの、定番お手軽の野菜系おつまみを胃に入れてから(糖の吸収を抑える)、グビグビしてほしいです。
※ヘルスケア業界にいた際、医師から伺いました
⑥サウナじゃなくてもいいじゃない♪
いや、サウナのサステナブル提案として、「サウナじゃなくても良い」って、サウナーに対して凄い切り込み具合ですよね。
二郎系が好きなジロリアンに対して、食べ過ぎは体に良くないから、「麺半分で注文」は分かりますけど、「麺なし」を提案している感じです。きっと、もやしだけでも美味しいですけどね。
とはいえ、サウナーではない私は、「お風呂と水風呂の交換浴」派なので、この提案はしっくりきます。
「ととのう」についての私見
サウナ・お風呂に入ると体が温まるので、血管が膨張し血流が良くなります。つまり、血圧は下がります。その後、水風呂に入ると、体が冷えるので血管が縮小し、血流が悪くなり、血圧は上昇します。
この血圧の乱高下を激しくすると、頭がポワ〜としてきますが、果たしてこの状態、安全なのでしょうか。
若い頃は、結構この体験を繰り返していたのですが、10度ぐらいの水風呂に入っていた時、頭で音が鳴り始めました。小さいベルが鳴る感じで、「キン・キン・キン・キン」と。そして目の前が薄暗くなり、意識が飛びそうになり、急いで水風呂から上がり、床に座り込むことで事なきを得ました。
空腹時の糖質摂取のとき、血糖値の急上昇(血糖値スパイク)は危険だということを上述しましたが、血圧の乱高下も体に相当な負荷をかけています。体の危険な状態を脳が誤魔化すために、ドーパミン的な何かを出すことで、「心と体が気持ちよくなる」=「ととのう」ものだと、解釈をしています。
「サウナで体調がととのう」はウソである
というタイトルの記事を昨年5月、PRESIDENT Onlineで見つけました。
「サウナで体調がととのう」はウソである…心臓血管外科医が心配するサウナに潜む4大リスク 体重が減るのは「血管内水分」が蒸発しているから愛好者が増えているサウナには、見落とされがちなリスクがある。心臓血管外科医の渡邊剛さんは「サウナ入浴では『血管内水分』が蒸president.jp
あらゆる分野で、医師の間でも見解が異なることは結構あるので、何を信じるかは人それぞれかと思いますが、私にとっては、心臓血管外科医の渡邊 剛先生の話は非常に納得のいくものでした。ぜひご一読ください。
ということで、私が将来、理想の銭湯を建設するときは、下記を実現したいと思っています。上2つは非難を浴びそう・・・
- 熱すぎないサウナ(スチームサウナなど)導入
- ぬるい水風呂(30度前後)設置
- 食事処にて、もやしナムル・塩昆布キャベツなどの格安提供
- ノンアルジョッキのゴリ押し
もやしナムルは、亀戸ぎょうざの味付けでいきたい。ちなみに僕はいつも大島店に行きます。ここは比較的空いているので穴場です!錦糸町店は、レバニラないからちょっと。
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