欧風カレー、と言っても日本にしかない
ボンディ 初代オーナーが、フランスで学んだブラウンソースをベースにカレーを開発。それを「欧風カレー」と名付けたので、ヨーロッパのカレーというわけではありません。
台湾ラーメンみたいですね。名古屋で生まれ育ち、味仙(みせん)という中華料理店を営む台湾人の方が、台湾旅行に行った際に出会ったラーメンを参考に考案した、日本にしかない台湾ラーメン。僕には辛すぎて、ちょっと。。辛さを抑えて(アメリカンと言います)頼んだりしますが、味仙はアサリらーめんが絶品なんですよね。
味仙神田西口店に時折行きますが、アサリらーめん、無いんですよね。。
カレー紹介なのに、ついラーメンの話をしてしまった。。
階段や入口は狭いですが、店内は広い
神田古書センタービル2F
25年前に初めて行きましたが、その当時は、本屋の中を通らないと行けなかったんです!(浅い記憶ではたぶん)。本の街神保町らしさ満点のお店でした。
満点といえば、神保町のカレーでボンディと双璧をなす、ライスカレーまんてんを思い出します。価格は、ボンディの1/3、雰囲気も全然違いますが、この2店舗が神保町カレーのツートップだと思ってます。
メニュー表 ※テイクアウトもありますね
中辛で、ココイチの2辛ぐらい?
テイクアウトあるんですね。知らなかった!ビーフカレー5人前3,300円って、安くないです?冷凍なので、レトルトよりも美味しそう。
「かつや」でカツをテイクアウトして、ボンディのカレーソース掛けたら、やばそう!!1,000円以内に収まりそうですしね。
全然関係ないですが、欧州イギリスでは現在、日本のカツカレーが国民食になっているそうです。豚ではなくチキンカツというのが、不思議です。
2〜3個じゃがいもが出てきます
欧風カレーの特徴「前菜じゃがいも」の食し方
カレーをオーダー後、すぐに前菜のじゃがいも出てきます。アツアツです。カレーを待っている間の楽しみとして最高のやつです。皮ごといけます。
「小さいけれども3つは多いだろ」と思った方、ほとんど正解です。が、違うんです。前菜として全部食べてはいけません。カレー用に少し残しておきましょう。
カレーにじゃがいもを入れると、余分な水分が出てカレーの味を変えてしまうことを懸念したオーナーが、別皿提供したことでスタートしたようです。
そんでまた、バターが旨い!オリジナルで作られたバター、こちらも全部、じゃがいもで消費しないでください。カレーに溶かすの、オススメです!
ミックスカレー(チキン・エビ・アサリ)1,750円
ライスは300グラム
チーズが乗っているのが嬉しい
いつも、ビーフ、チキン、エビで迷います。今日は少し贅沢に、チキンとエビを楽しめるミックスカレー。
いやー、美味すぎます。奇をてらったカレー、神保町に沢山ありますけど、ボンディは家庭のカレーのよう。でも、家では絶対に再現できない深い味わい。毎日でも食べられそう。お財布が許さないですけどね。
薬味は3種類
ライスには、梅干しとかっぱ漬けが乗っています。テーブルには、3種の薬味が置いてます。
こういった丁寧な、こだわったサービスが、ボンディに来たぞ!って感じがします。
左から、らっきょう、福神漬、きゅうりのやつ
ビーフカレー 1,600円
写真の撮り方、下手かよ!
ゴロゴロしたサイコロ型の柔らかビーフが、本当は6個前後入っているんです。息子がご飯に一気に掛けたくない、ということで、このような画になってしまいました。。
脂身が多いビーフは、柔らかくて口の中でとろけます。
赤身が多いビーフは、肉を食べてる感じがして、満足感に溢れます。
肉の繊維と並行していれば、ホロホロと崩れていくのですが、逆行すれば、歯に挟まります笑
そんな時でも、大丈夫!テーブルに置いてある楊枝を、是非ともご利用ください。
最後に、楊枝にびっくり
まで出会った楊枝で最高
この楊枝、本当に素晴らしい。極細ブラシが、今まで入ったことがないぐらいの隙間まで、入り込みます。右下に、PIXSと記載があります。進撃のピクシス司令のことでしょうか。違うはずです。
100万本を突破した業務用歯間ブラシPIXS(ピックス)という商品みたいです。何本か持って帰りそうになりましたが、ぐっとこらえました。
1,600円のボンディカレー、価格を気にせず、気軽に行ける大人になりたい。
コメント