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ライティかずひこ
息子とお出掛け、銭湯、ゴルフ、ラーメン、スポーツ観戦が人生の大部分。大阪で生まれ、鳥取、広島、大阪、愛知、埼玉、横浜、東京等、太平洋ベルト地帯を22ヶ所移り住んでます。 いつの日か、理想の銭湯を建てる日を夢見て、のんびりと生きています。いや、一生懸命仕事しろ。

【たわ言】加藤未唯選手の全仏失格詳細について

目次

動画全編を見て事実を確認すべき

WOWOWに加入(2,530円/月)すれば、全編見れます。6−7、3−1以降で全てが分かるので、そこからで良いです。
西岡選手のベスト8をかけた試合も観戦できるので、おすすめです。あと数分後に始まりますが。。今夜は寝れそうにありません。
いろんな声が出てますね。「アジア差別を受けている」「執拗な抗議をした相手選手が非難されるべき」「ボールガールが泣くのが理解できない」など。
それらは全て、当たった瞬間の動画だけでなく、全編を見れば事実が分かります。
注)本動画だけでは、全体像を把握できません。

問題は3点

①加藤選手のボールの渡し方
②ボールガールに当てた後の加藤選手の行動
③不明確なルール

自身がコントロールできないもの

  • ボールガールの反応(個人差があります)
  • 相手ペアの行動(彼女たちの権利です)
  • ジャッジ(判断するのは第三者です)

自身がコントールできるもの

  • ボールの渡し方
  • ボールを当ててしまった後の行動

①加藤選手のボールの渡し方について

問題が起きる前のポイント

問題が起きたのは、6−7、3−1で迎えた、相手サーブの15対30の時。実は、その前の0対30で、加藤ペアに不利な判定が出されていて、加藤選手は苛立っていたと思われます(これは私の感想)。
エンドラインで線審のアウトコールがあったので加藤選手はボールを打つのを途中で止めた感じとなり、ショットはOUTします。しかし審判はオンラインだったと判断し、かつ、加藤選手のショットはミスだと判定され、そのポイントを取られます。加藤ペアは抗議しますが、覆りません。
加藤選手が、途中で打つのを止め、ボールに触れなければジャッジは違ったかもしれません。スローで見ると、本気で打ち返したけどミスったように、見えなくもないです。相手のボールが相当弾んだので。ただどちらにせよ、ポイントやり直しとならないのは偏った判定でした(感想)。僕が同じ状況になったら、相当苛立っていたでしょう。

問題発生の瞬間

15対30の相手サーブ。セカンドサービスを仲間がリターンする際、ネットに引っ掛けてしまいます。イージーミスだったこともあり、加藤選手はさらに苛立った?(これは妄想)
そのネットに掛かったボールは、加藤選手の足元付近に。ボールボーイが加藤選手のすぐ近くまで取りに来たのですが、その人にボールを渡さず、加藤選手は反対コートの壁にいるボールガールを一眼見たあと、ノーバンでボールを返しました。片手バックハンドで軽く打ったように見えます。

近くのボールボーイにボールを渡すべき

まず、ボールボーイが真横まで来ているんですから、加藤選手はボールに関与しなくて良いはずです。善意でボールを拾ってあげるなら、そのボールボーイに渡せば良いだけ。それなのに、わざわざ拾って、遠くのボールガールに向けて、ノーバンでボールを打つのはいただけません。2連続でポイントを取られ苛ついていたので、感情の赴くまま、それが態度に出てしまった、と疑われてもしょうがないです。

20メートル弱をノーバン返球は有り得ない

相手サービスなので、逆コートのボールガールに渡すのも、もちろん理解できるのですが、コート半面プラス5メートルぐらいの距離を、目が合っていないのにノーバン返球は有り得ないと思います。
僕の大したことないテニス人生において、ボールボーイにノーバンでボールを渡したことはありません。あの場面、ボールが壁まで届けば良いので、ワンバンでもツーバンでもなく、フォーバン、ファイブバン(人生で初めてこの言葉使った)の力加減にすべきです。いわゆる「途中からゴロ」が理想。

②ボールガールに当てた後の加藤選手の行動

加藤選手は、ボールが当たったのを見ている

相手ペア2人は見ていません。ボールガールの頭付近(おそらく後頭部か肩付近)にボールが当たったのを見ているのに、加藤選手は何も行動を起こしてません
半泣きになっているボールガールに相手チームが気付き、審判に伝えにいきます。審判は審判台を降りてボールガールに状況を聞きに行ったあと、逆サイドにいる加藤選手に状況を説明しに行きます。

審判に促され謝罪

加藤選手は、審判に促されたような形となり、初めてボールガールに歩み寄り、謝罪します。それまで、自分の意志では一度も謝る素振りはありませんでした。手を上げるような仕草も皆無です。
謝罪の際、ボールガールは少し笑顔も見せています。問題ないので気にしないで、といった感じに見えます。

なぜボールガールは泣いてしまったのか

事実ではなく憶測です。
ボールが急に頭に当たり、驚いたと思います(僕はテニスを長くやっていますが、ボールが頭に当たったことは一度もありません)。初めてのことで、ビックリし少し痛いこともあり、半泣きになったのだと思います。
もしくは、ボールを当てられた悔し泣きかもしれません(僕がボールボーイをやっていて、急に頭付近に当てられたら、わざとではなくても腹が立ちます。目が合ってないのにライナー気味にノーバンでボール渡してくるって、どういう神経?って)。
このまま誰も気づかなければ、徐々に泣き止み、プレーは再開したでしょう。ただ、相手チームがボールガールの異変に気付いたので、審判に状況を告げます。審判がボールガールに近づくことで、事が大きくなっていることにさらに驚き、過呼吸気味になります。
「あんなボールの勢いで、泣くボールガールが悪い」「避けられるだろ」「どんくさい少女をコートに置くな」などと、悲惨なコメントをいくつか目にしましたが、おいおいちょっと待て、あの立場をもっと想像してくれ、と言いたい。
全仏は特に観客の気性が激しく、いろんなことが起こる大会です。全世界が注目する歴史の長い大会で、大観衆の中、一生懸命にボールガールを務めているのに、ノーバンのボールが相手コートから自分に向けて飛んできて、頭付近に当てられたらどう感じますか、と。

すぐに謝罪に行かなかった加藤選手の態度

ボールガールの反応は個人差があるのでさておき、ボールが当たったことが見えたにも関わらず、すぐに謝罪に行かない加藤選手の行動がいただけない、と強く感じました。わざとではなくても、人の足を踏んだら普通、自身の意思ですぐに謝りますよね。プロテニスプレーヤーは、ボールキッズを邪険に扱って良いの?
自分の意思での謝罪行為がなかったことも、ボールガールの気に障り、悔し泣きにつながったのかもしれません。(ずっと憶測です)

③不明確なルール

判定変更

審判は警告を加藤ペアに出し、試合を再開しようとします。ただ、それに納得の行かない対戦相手から抗議があります。そして、大会のチェアマンらしき人が登場し、状況を結構長く確認し合います。そして、判定が変更となり、警告ではなく失格となります。判断が変わるのは、良くないですね。是正してもらいたいです。

対戦相手による抗議が必要以上に執拗?

という風にも見受けられますが、それが判定に影響しているようには思いません。大会関係者3名が各人にヒアリングしたあと、15分ほど協議し、最終判断が下されています。そもそも、抗議するのは対戦相手の権利ですし、そこをコントロールはできません。

判断基準が曖昧

ボールボーイ&ガール・線審などにボールを当てたら失格なのか。頭だったら駄目で、体ならOKなのか。泣いたら駄目で、泣かなかったらOKなのか。ルールが明確に定まっていません。ボールの速さや強さも測定できませんし、悪質かどうかも数値化できません。
まあ、滅多に起こらないことなので、ルール化すると言うよりも、都度話し合う、というのが人間がするスポーツらしくて良いように思います。インプレーの時以外では、ほぼ起こらない出来事ですし。

評価やジャッジは他人がするもの

判定は自分ではできず、第三者に任せます。アンコントローラブルです。自分が変えられることだけにフォーカスを当て、そこの改善を繰り返すことで人間は成長できると思います。
自身で変えられることは、①ボールの渡し方、②当てた後の行動の2つだと思っています。自戒を込めて。

余談

加藤選手、混合ダブルスで見事ベスト4進出!!

組んでいるのはドイツ人で、日本人ペアではないのが少し残念。
すっかり立ち直って、前に進むメンタル。強気な加藤選手らしくて、素晴らしいですね。やっぱりこれぐらいの気持ちがないと、世界でやっていけないんだと思います。

西岡選手のベスト8に期待!!

現在AM3時。あと1時間ぐらいで、西岡選手のベスト8をかけた試合!長いラリーが多いので、完全に徹夜ですね。明日の仕事はどうなるのでしょうか。。
アルカラス、ジョコビッチ、チチパスという本命は、すべてトップハーフにいます。ボトムにいる西岡選手、錦織さん以来のグランドスラム決勝進出、期待してます!!(早すぎ)

蛇足(へなちょこ自慢話)

西岡選手は、16歳以下の日本男子シングルスでH23年に優勝しています。H3年鈴木貴男、H11年添田、H16年杉田、H18年守屋と錚々たる顔ぶれが載っていますね。その他も、トッププロばかりです。

日本テニスHP引用

もちろん僕は、上記に載っているわけないのですが、H5優勝者の尾城裕介さんとH4に戦っているんです。僕が高校3年で、尾城さんが高校1年の頃。
中学で日本3位だったとかで周りの注目度が高い中、試合前のストローク練習をし始めたとき、事件は起こりました。
彼のフォアハンドは、今まで経験のしたことのない、信じられないスピンがかかっていました。普通の感覚で打ちに行ったのですが、思っていたのより15センチ跳ね、いきなりのフレームショットとなり、ボールはコートの外へ。大きく飛び出たNEWボールは、わずか一回のラリーだけで紛失したのでした!!

練習のフレームショットで、場内大爆笑

これで緊張がほぐれたのか、この日は絶好調!なんと、翌年16歳以下全日本を制す男に、途中スコアは2-2。どこまでも食らいついてやるぜと思っていたら、名古屋学院の監督から尾城さんへ檄が飛びます。

「おじょー!!! 真面目にやれ!!!!」

え、いままで真面目じゃなかったの?ふざけてたの?どういうこと?俺のこと、学校全体で舐めてる?俺に失礼じゃない?と思っていたのも束の間、その後の記憶がほんとどなく4ゲーム連取され、2-6であっさりと敗れました。。
現在50肩で、サーブを思い切り打てないオジサンにとって、良い思い出です。

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この記事を書いた人

銭湯、ゴルフ、ラーメン、息子とお出掛けが人生の大部分。大阪で生まれ、広島、愛知、埼玉、神奈川、東京など太平洋ベルト地帯を22ヶ所移り住む。 いつの日か理想の銭湯を建てる日を夢見てのんびりと生きてます。いや、一生懸命仕事しろ

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